ボイトレでイケボになれるって本当?
イケメンボイス、通称「イケボ」はボイトレで手に入ります!
そもそもイケボとはどういう声なのか、その具体例や、イケボになるための練習方法を解説します。
そのほか、自分に合った声質のイケボが見つかるイケボSONGもご紹介します。
イケボになりたい方は、ぜひご覧ください!
イケボってどういう声?
イケボとは、「イケメンボイス」または「イケてるボイス」のことです。男性の声に対して使われることが多いですが、かっこいい声であれば女性にも使うことがあります。
容姿はまったく関係がなく、声そのものが魅力的であれば、イケボの持ち主です。
具体的には、以下のような声を指します。
- ①聞き取りやすい声
- はっきりとした発音で相手の耳に残る聞き取りやすい声は、印象がよく、話の内容も理解されやすくなります。
- ②安定感のある低音
- 低音の声は、安心感や信頼感、包容力など男らしさを感じさせます。渋すぎない重低音は、印象に残りやすいです。
- ③穏やかで落ち着いた話し方
- ゆっくりとした穏やかな口調は言葉に重みを持たせます。しっかり間を取り、落ち着いた話し方をすることで、余裕を感じさせます。
- ④爽やかな印象を与える声
- イケボといえば低音というイメージですが、明朗で爽やかさを感じさせる声もまた「イケボ」です。
- ⑤色気のある声
- どんな声に色気を感じるかは人それぞれですが、少し息が漏れるウィスパーボイスや、少しかすれたようなハスキーボイスは「セクシーさ」を感じさせる色気のある声と言えます。
イケボはどうやって出すの?イケメンボイス練習方法
イケボはボイトレで出せるようになります。主な発声方法や練習方法をご紹介します。
- 正しい姿勢
- 頭の上を引っ張られているようなイメージで、正しい姿勢を取りましょう。猫背だったり体勢が緩んでいたりすると、うまく声が響きません。 練習顎を軽く引いた状態で肩の力を抜いてリラックスし、腹筋を少し締めて軽く胸を張る。
- 腹式呼吸
- お腹を膨らませる腹式呼吸で体を整えます。腹式呼吸を使って発声することで、喉への負担を減らし、大きく安定感のある声が出せるようになります。 練習正しい姿勢で鼻からゆっくり息を吸い込む。この時、胸ではなくお腹が膨らんでいくイメージで。その後、一定の量を意識しながらゆっくり息を吐く。
- 喉仏を下げる
- 男性の場合、喉仏を下げることで喉の空間や声帯が広がり、低い声が出せるようになります。 練習寒い時に「ハァ~ッ」と息をあてて手を温める状態が喉仏が下がっているため、この感覚を覚える。
- リップロール
- ボイトレの練習法としてよく行われています。喉を締めずにリラックスした正しい発声が身に付きます。また声帯周辺の血流がよくなり、スムーズに発声できるようになります。 練習上下の歯は付けずに口を閉じ、軽く突き出した唇を「ブルブルブル…」を震わせるように息を吐く。最初は息のみを吐き、連続してできるようになったら声も一緒に出す。
- ポルタメント
- 音から音へ、滑らかに音程を繋げながら移る練習法です。イメージとしては、あくびする時にでる「ふわ~ぁ」のような音程の移り変わりです。音程をコントロールし、「音と音」や「言葉と言葉」を滑らかに繋げられるようになります。 練習腹式呼吸で息をしっかりと吸い込み、低音から高音へ滑らかに「ハー」と発声する。高音から低音への声の移動も練習する。
- 声を響かせる
- 胸のあたりを響かせるイメージを持つと、低音が出せるようになります。この声を「チェストボイス」と呼び、力強く深みのある声になります。 練習リラックスした状態で椅子に座り、「あー」と声を出す。次に胸に手を当てて響かせるように「あー」と発声する。
- 好きなイケボのマネをする
- 「イケボってどういう声?」で説明した通り、イケボにも声質の種類があります。高音、低音、ハスキーなど自分と声質が近いイケボを理想として、そのマネをしましょう。 練習なりたいイケボを録音し、声マネをする。その際、胸に手を当てて声が響いているか確認する。
イケボSONG紹介!自分の声に合った低音がかっこいい曲を探そう
- 桐谷健太「海の声」
- auのCMで浦島太郎役の桐谷健太さんが歌い、大ヒットした曲です。ゆったりしたリズムで音域も広くないため、練習しやすい曲です。
- 瑛人「香水」
- 歌ってみた動画の投稿をきっかけに人気に火が付いた曲です。比較的音域が低く、高い声が苦手な方でも歌いやすいです。
- 福山雅治「桜坂」
- イケボと言えば、まっさきに福山雅治さんを思い浮かべる人も多いと思います。音程差が比較的少なく、ゆっくりした曲で息継ぎもしやすいです。
- 菅田将暉「まちがいさがし」
- ドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌です。菅田将暉さんが地声で歌っていて、歌いやすい曲です。
- 星野源「アイデア」
- 低中音域を地声で歌っているため、練習しやすい曲です。一語一語はっきり発声する練習にもなります。
関連記事
- 1人でもできる!歌がうまくなる方法・テクニックまとめ
- 高音の出し方~効果的な練習で憧れのハイトーンボイスを手に入れよう!
- 声量をUPするトレーニング紹介!大きな声を出せる場所がなくても大丈夫!
- 歌に差がつく!滑舌を良くする基礎トレーニングとコツを紹介
- 喉にいい飲み物・悪い飲み物~カラオケで声を枯れさせないのは?
- カラオケで高得点を出す歌い方って?点数UPのポイントとコツを紹介!
- マスターしたい「裏声」の出し方!簡単なトレーニング法ご紹介
- ボイトレでイケボになれる?イケメンボイスになる方法
- ビブラートの出し方と練習法を紹介!ワンランク上の歌声へ
- ボイトレグッズおすすめ5選!自宅で効率よく歌唱力アップ
- ボイトレするなら喉ケアが重要!おすすめの喉ケアグッズも紹介
- ボイトレ×筋トレで歌唱力アップを目指そう!本当に鍛えるべき筋肉は?
- ボイトレにおすすめの練習曲ってあるの?探し方は?
- カラオケの緊張を取り除く対策7選!堂々と歌えて楽しめるようになろう!
- ボイトレ・歌の練習をするときの防音対策6選!お金をかけない方法は?
- ボイトレの基礎を押さえたい人向けYou tube動画5選!分かりやすさ重視